人形劇団クラルテさんの演技講習
梅雨の晴れ間の6月14日住之江にある人形劇団クラルテの会社に演技指導・人形操作の講習を受けに団員7名で行ってきました。3階建てのなんとも雰囲気のある建物のそこかしこに人形や大道具・小道具が置いてあり、「おお~こんな素材で作ってはんねんな」「こんなのどうやって作るんやろ」ときょろきょろしていた私たち。初めての演技指導にどきどき、わくわく。
本日の講師は高田カトリック時代からお世話になっている演出の東口さんと演者さんです。まずはストレッチ運動で体をほぐし、次に人形の基本的な操作【歩く、走る、飛ぶ、泣く】等を教えていただきます。簡単なことですが、私たちには見せてやろうという気持ちが入りすぎているようで、、、分かりやすい=大げさではないのです。
プロの方に演技を見ていただくということで私たちは朝から緊張していましたが、レッスンはとても楽しく、東口さん、演者さんの優しい雰囲気が私たちをリラックスさせてくれます。基本の操作をレクチャーいただいたら、次はかつおくんのおつかいを見ていただき、演技指導、演出アイディアをいただきました。
「人形たちが活き活きしている。」私はそう思いました。今まで自分で一生懸命演技していたこと、それ以上に輝かしく、人形たちが楽しそうに動いています。そして私も楽しく動かせています。観客のみなさんが【楽しい!】ということは、演者自身が【楽しい!】ということとイコールなんだなと思いました。ちなみにクラルテファンの私は今まで見た劇の演者さんをお見掛けし、ミーハーさながら喜んでいましたとさ。
東口さん、演者さんありがとうございました!
Written by K.S.
「かつおくんのはじめてのおつかい」本番
短い練習時間、全員集合練習の時間なし、初めての人形台詞一体スタイル、、、、不安要素は多数あれど、1月18日(木)高田カトリック幼稚園での初演本番の日は到来。
まだまだまだまだ課題はあるけれど、もっと練習すれば、もっと良くなる、そう実感できた記念すべき初演。
(公演のプレビューはこちらから)
遠路はるばる、我々が師と仰ぐ、人形劇団クラルテさんの脚本演出家の東口次登氏が駆けつけてくださいました。本当にありがとうございました。
また、高田カトリック幼稚園の友井園長先生より、『くっかばら組(満3歳クラス)の小さな子も、泣かずに食い入るように見ている姿を目にし、子ども達にとって、身近な生活経験に根差した演目で、小さい子にもわかりやすく、楽しめたのだと思いました。』というお言葉も。
人形劇マリベルナール、本格的に始動です。
「にじいろのさかな」原作者さんにお願いしてみた。
メンバーのほとんどがまだ高田カトリック幼稚園の人形劇部員だった昨年、1年かけて人形やセットを自主制作し、かの「にじいろのさかな」を上演しました。幼稚園からその人形をお借りし、マリベルナールの演目としていますが、素人人形劇とはいえ、公の場で上演するには著作権をクリアにし、許可を頂かないと、、、。
短い動画を準備し、思い切って原作者マーカス・フィスター氏に直接お願いのメールを送ってみたら、なんと数十分後にご本人から返信が!上演を快諾くださいました。日本の版元である講談社様にもご連絡し、上演ご了承頂いています。
「かつおくんのはじめてのおつかい」練習3回目
奈良県社会福祉協議会のボランティアルームで合同練習。
主人公の6歳児、カツオくんが恐れるワンちゃん役の人形は、制作も同時進行なので、「進撃の巨人」状態で練習に参加。首は可動式で、おしりもいい動き。長尺の独白シーンが面白いんです。こんな姿、毛皮やパーツがついたらもう見ることもできないので、記念のワンショット。